中国（大陸）法の規定・制度の検討及び考察

本授業では、中国（大陸）の主要な法および制度について考察し、その概要をつかむとともに、その背後にある構造的・社会的要因などについて検討を行う。授業では中国（大陸）の憲法、刑法、民法そして訴訟法など、具体的な法律の規定を主な対象とするが、共産党や社会組織など、法の基盤となる構造についても検討を加えることで、法規に止まらず、中国（大陸）法について立体的で広がりのある見方を提供したい。なお、法そして制度の観察と分析では日本からの視角を用い、またそのツールは日本の法学そして中国（大陸）学になるが、台湾そしてかつての中華民国から見た（現在の）中国（大陸）法、という観点も意識してみたいと考えている。
授業のスタイルはPPT等を用いた講義形式を予定しているが、質問や対話的な形式を適宜加えていくことで、受講者の皆さんと双方向的に理解を深めることができれば、と思っている。なお毎回のレジュメなど、授業資料は事前に配布し、授業中にはネットの記事や視聴覚資料なども用いることで、中国（大陸）法に関わる現状についてリアルな感覚が持てるようにしたいと思っている。

本課程將探討中國（大陸）主要法律與制度，旨在理解其概要，並探討背後的結構性和社會性因素。課程將以中國（大陸）憲法、刑法、民法和訴訟法等具體法律規定為主要對象，並考慮作為法律基礎的結構，如共產黨和社會組織等，以提供對中國（大陸）法的立體和廣泛的觀點。此外，在觀察和分析法律和制度時，將採用日本的視角和工具，同時也將意識到從台灣和（現代的）中華民國的角度來看中國（大陸）法。課程的教學風格將採用以PPT為主的講授形式，並適時加入問答和互動式形式，以加深與學生雙向的理解。此外，每次授課將提前分發教學資料，並在課堂上使用網絡文章和視聽材料等，以使學生對中國（大陸）法的現狀有更真實的感知。

RA：端木瑞瑩（r12a21015@ntu.edu.tw）

COURSE DATE Course Unit
12/12-12/19 1.2
12/20 1.2.5